健康で幸せな生き方

2014.07.17 Cat:,  Tag:, ,

a baby and a doghappy / brianna.lehman

ヨガをする人には、健康志向の人が多いのは疑いのない事実です!少なくとも、不健康でいることをなんとも思わない人が、ヨガをするという発想はもたないでしょう。

そして、ヨガは生命の科学と言われる「アーユルヴェーダ」とともに奥深いインド哲学の中ではセットで考えられ、私たちが「健康で幸せな人生を全うする」ための知恵を体系化したものと言われています。

健康で幸せな人生 - 21世紀の現代は空前の健康ブーム。

様々な技術の発達によって便利で快適になった生活の中で、「健康」というキーワードが私たち現代人にとってこうも重要な意味をもつ理由は何故でしょうか?その背景には、「不健康」への恐怖がつねに存在しているから、とも言えませんか?

不健康な状態。

暴飲・暴食や運動不足による肥満、喫煙、加工食品などに含まれる化学物質の過剰摂取や食生活の乱れによる栄養バランスの欠如、ストレス、不眠・・・・。

ちょっと考えるだけでも、私たちの生活には不健康状態に陥る危険因子がたくさん存在しています。
だから気をつけていないと、「健康」な状態とはほど遠いものとなり、それはヨガでいうところの「幸福」な状態からも離れてしまうことになります。

ただ、ここで現代の私たちが陥りやすい罠があるんです。それは、「健康」と「幸福」にとらわれたある種の恐怖症と同じ状態になってしまうこと。

「恐怖症」とは、「ある特定の事柄に対して、心理的、生理的に異常な拒絶反応を起こす症状(Wikipediaより)」・・・・健康に反するものに対する強い拒絶反応。

たとえば、コンビニで売られているお弁当やインスタント食品はもとより、すべての化学物質や添加物への拒絶。そこから発展してオーガニックや「手作り」にこだわるあまり、手近な食品を購入することへの不安と嫌悪感。

そして、体調管理においても、検査で少しでも異常値が見られると必要以上に恐怖心や不安が湧いてきて、なぜこれほど健康に気をつけている自分が?!とますます健康状態への執着がエスカレートしてしまう。

執着や恐怖心にとらわれた状態が幸福とは対極にあるというのは、皆さんには容易に理解できると思います。

幸福と健康は両者が相互に作用しあう、密接な関係にあるものですが、健康がある程度医学的な根拠などから数値化され、定義づけられるのに対して、幸福は最終的には個々人の感じ方によるところが大きいものです。

極端な例ではありますが、たとえ両手・両足を失ってしまった人であっても、その人の心の状態によっては幸福を感じることは可能でしょうし、逆に何不自由のない生活と身体機能としての健康を手にしている人であっても、その心のあり方によっては幸福と感じられない場合もあるでしょう。

このように、その人の置かれている状況がどうであれ心のあり方による部分が大きい点で、「幸福」かどうかというのは、一般的な定義だけでは測れないものです。

そして健康についても、身体の医学的数値と機能によってある程度は定義づけできるとしても、心の健康はなかなか外側から測れるものではありません。また、体調など、本人にしかわからない感覚って医学上の数値よりもある意味では信頼できるのかもしれないです。

「健康でいること」にこだわり、とらわれすぎるあまり、生きるものとしての自然な変化、たとえば、老いからくるシワやたるみだけでなく、私たちに運命づけられている「変化すること」、つまりは「老いること」自体を受け入れられない心の状態だとしたら・・・・果たしてこの状態は健康でしょうか?

では、ヨガとアーユルベーダが目指すべきところの「健康で幸福な生き方」ってどんな生き方でしょうか?

ひとつには、自分自身を知ることで本来の自分をよりよく生かしていく生き方ということが言えるでしょう。ヨガは動く瞑想ともいわれる自分自身との対話の時間です。心と身体の声を聞けるようになり、本来の自分がどうあるべきかがわかってくると、自然に今自分に必要なものややるべきこともわかってきます。

自分の体質、身体の骨格や筋肉のもつ癖や性質、過去にしたケガの後遺症や現在不調なところもすべて、いとおしい自分の身体の一部として受け止めてあげることで、それらを矯正していくのではなく、時間をかけてより自然でバランスのとれた状態に戻してあげる。

ベストな状態は年齢によっても異なるでしょうし、その日の体調によっても違ってきます。病気やけがをしていれば、それらを含めたうえでの良い状態であって、自然に訪れる「老い」も含めて排除するものではないのです。

身体の声を聞くことで、その日食べたいもの、本当に身体が欲しているものも、知識からではなく身体の内側からわかってくるものだと思います。

そして私はたまに、ジャンクフードや甘いものを無性に食べたくなることがあります!そんなときは身体の声として、聞いてあげている自分がいます・・・・・(笑)

健康には十分気をつけて心身の自己管理はしているつもりですが、あれはダメ、これはこう、とルールでガチガチにした食生活って私には持続が難しく、ストレスが溜まってしまうタイプなのだと思います。

だからときには「不健康かもしれない」食事もOK!ってことにして、その代りその瞬間を楽しむようにしています。こんな私がヨガインストラクターでは、ダメでしょうか?!

さて、ヨガには素晴らしいアンチエイジング効果があると言われていますが、老いと戦うから若々しくいられるのではなく、日々の自分自身との対話によってその時々の状態を受け入れながら必要なことをしていく、そんなメンテナンスによる効果なのかもしれません。

老いる恐怖、ひいては死に向かっていくことの恐怖を見つめ自分自身への愛情に変えることが出来たとき、内側には大いなる生命力がみなぎってくるはずで、それこそが究極のアンチエイジング!

同時に大切な人やこの広い世界のすべての生き物に対しての慈しみの気持ちが溢れ、今このときに感謝するとき、その瞬間の積み重ねが幸せな生き方へと繫がっていくのかもしれないとも思います。それは自然と、自分らしい環境や人間関係を選択する生き方になっていくのではないでしょうか。

自分に優しく、周りにも優しく。無理をしない。
一瞬、一瞬を慈しんで、楽しむこと。

ヨガでいう「健康で幸せな生き方」は、自分の心と身体と向き合うことがいちばんの近道。

自分にあった方法で自然に無理なく健康(=心地よい状態)でいられるなら、ときには少しくらい不調や疾患があってもゆったりと受け止め見つめることで、今のあなた自身をよく生かすための知恵が生まれてくるのかもしれません。

 

 

 

 

 




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