語学の効能~ポジティブな言葉「イタリア語」~

2015.02.22 Cat: Tag:, ,

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こんにちは!ボンジョルノ~!!
今日は現在取組中のイタリア語について書いてみたいと思います。

私とイタリア語とのご縁はそれほど長くありません。全くの初級からイタリア語講座に通い始めたのが一昨年の9月ですので、私の生活の中にイタリアが登場してから約1年と半年ほど、ということになります。イタリアに住み始めたのが昨年10月なので、約1年間日本で勉強してからの渡伊となりました。

ただ、日本では1回2コマの集中コースではあったけど週に1度だけの授業でしたし、勉強したのはあくまで初級文法にとどまる内容だったのと、会話においてはまったくの練習なしだったこともあり、はじめはこちらの授業についていくのが大変でした・・・・。特に耳が慣れて聞き取れるようになるまでが、「授業で先生の言っていることがわからない」状態なので、精神的にもちょっとしんどかったですね。

どんな言語にも言えることだと思うのですが、文法というやっかいで複雑なものを理解して日常で使えるようになることと、そもそも相手の言っていることがわかるようになる耳と脳の回路(『語学の効能~シンプル&効果ありの勉強法』を参照ください!)ができるようになることではまったく別物の取り組みが必要になってくるので、どちらも可能になるまでは通常どちらかが遅れをとります。

日本で勉強していると、当然文法は理解できても耳や脳が出来ていないので、その状態で現地の生の言葉に触れるとはじめはしんどいです・・・・。いっぽう、ヨーロッパや南アメリカなどの同じラテン語から派生したフランス語やスペイン語、ポルトガル語を母国語としている人たちにとっては、考えなくてもある程度喋れてしまったりするので、逆に文法をしっかりやらないと間違えが正されないまま通じてしまっている状態なんですね。まったく異なる言語を母国語とする私たちアジア人と、彼らとでは、たとえ学校で勉強するの内容は同じレベルでももっている課題が違っていたりします。

さて、イタリア語ですが、ラテン語から派生している言葉の中で最もラテン語に近いと言われていて、フランス語やスペイン語などを学んだことのある人にとっては、同じ言葉が、近いけれど違う意味で使われていたり、また英語においても似た言葉が存在するので、もともとはどんな意味で使われていたのかを知れたりするのでなかなか興味深いです!

なんて・・・余裕なこと言っているようですが、実は現在かな~り!!!苦戦していますよ~(汗)

そもそもなんでこんなに複雑なの!というくらい、たくさんのルールが文法上存在するので、結構アタマ使うんです。主語によって動詞の語尾が変化するのに加え、性・数によって変化する冠詞と語尾、また時制はもちろんのこと、状況や内容にによって動詞の語尾を変化させなくてはいけないので・・・・話すときも書くときも、考えなくてはいけないことがいっぱいなんです! 

ひょっとしてイタリア人て全員アタマいい??って思いたくなるくらい・・・・(笑)。苦労してます、ハイ。

これだけ複雑なイタリア語ですから、「きちんとしたイタリア語を話す」となると、たとえイタリア人でも全員が可能なわけではないとのこと。たとえば、大学などの教職に就いている人と、バールで出会う地元の方言バリバリのおじさんとでは、実は同じことを言うのでもまったく違う言い回しをし、そしてバールの彼の場合、文法的には間違っているけどまぁ、言いたいことはわかる・・・というようないい方をよくするようです。考えてみたら日本でも最近は同じかもしれませんね。私も含め、熟語を間違った意味で使ってしまったり、敬語がおかしかったりなど・・・もしかしたら「きちんとした日本語」を話せる人は減っているのかもしれません。

そんな学習者泣かせのイタリア語ですが、ひとつ特徴として挙げたいのが、非常にポジティブな表現を良く使うということ。

相手を褒めたり肯定するときに使う、"Bravo(女性形はBrava)!"という言葉。「あれ、なんだっけ・・・」と何かを思い出そうとして考えている状況で「あ、思い出した!」と何か言えば「そうそう!」のニュアンスで"Brava!"と言ってくれますし、イタリア語で言いたいことが上手く言えなくて「この言葉合ってる?」みたいな感じで恐る恐る話していると、たいていのイタリア人は"Brava!"と言ってくれたりします。

また、「ものすごく」とか「とっても」というニュアンスをつけたいときに言う「~ssimo」という言葉。例えば、「とっても綺麗!」は"Bellissimo!"ですし、「ものすごく美味しい!」は"Buonissimo!"です。この「~ssimo」は肯定のときだけでなくネガティブなことにも使うので、程度の大きいことを示すときの言い方なのですが、私が習っていて感じるのは、たとえネガティブなことに使っても、なんとなく笑いのニュアンスを含むような気がすること!まだイタリア人のネイティブ感覚ではないので要確認ですけど。つまり、ネガティブなことでも「めっちゃ~!」のような、深刻にシリアスに言っているというよりは日本で言うなら関西あたりの人が少々大げさに表現して笑いをとっているようなニュアンスに聞こえるんです(イタリア人の方、違っていたらごめんなさい)。

疲れていたら、”Stanca(男性はStanco)"という「疲れている」という意味のことばに着けて語尾を変化させ、"Stanchissima!"ですし、値段が「高すぎる!」と言いたい時には"Carissimi!"など。いつも「!」マークをつけて書きたくなるくらい、とにかく「ものすご~く○○!」ということを一言で言えるので便利だったりします。そして、頻度的には良いことについて使うことのほうが多い気がするのですが、これはもしかしたらネガティブなことでもそれほど深刻に聞こえない表現だから、というのもあるのかもしれません。

他には、「まぁなんて素敵!」のような感嘆のニュアンスを表す"Che ~!"という表現。女性でイタリアに行かれた方は言われたことがあるかもしれませんが、"Che bella!"(キレイ!とか、美人さん!)などは、人だけでなく、美しい景色や素敵なバカンス、そのほか「まぁ、素敵!」と言いたくなる状況でよく使います。この場合も主語が何かによってBello!かBella!で語尾変化があるので侮れないのですが・・・・!!

とにかく、イタリア語にはこのように、感動している自分の気持ちや、相手を褒めたいときなどに一言で言える表現が多いです。もしかしたら、きちんと言おうと思うと複雑で難解な文法を駆使して長ったらしい文章を作らなくてはいけない言語なので、このような表現が存在するのかもしれませんが・・・!

そしてイタリア人は話しているときのリアクションも豊か。週末をどんな風に過ごしたか話していると相手は必ず"Che bello!(なんて素敵!)"とか、"Fantastico!(素晴らしい!)"とか、何かしら(良いことなら)良い反応をしてくれます。イタリア人と話していて、「へぇ~」などの曖昧な反応ってあまりないというか、だいたいいつも良いことに対しての反応なのか(顔にも笑みを浮かべている)、その逆か(眉間に皺をよせ、同情を示すなど)、話している相手の表情からもだいたい察しがつくほど。

そして、比較的ポジティブなことを話したがる、という傾向は本当のようです。あくまで一般的な社交としてですが、いいことがあったらたとえそれが自慢でも、「聞いて聞いて!」と嬉しそうに話し、逆にものすごく深刻な内容というのは、よっぽど親しい間柄では話すのかもしれませんが、一般的には暗いことは話したがらない、と聞いたことがあります。そのような理由もあってなのかもしれませんが、全体的に感嘆およびポジティブな表現を耳にすることのほうが多いように思います。

もちろん、現在イタリアは経済が停滞し、生活のレベルという意味では日本よりも厳しい人たちが多いのは事実で、それはこちらにいると肌で感じたりもします。そして、人が生きていくうえでの悩みといえば、それはイタリアの人だってたくさん、たくさんあるはず。

ただ、少なくとも人前では、「深刻になりすぎない」傾向があるように見えるのは、こんな言葉の表現からも感じるところですが、実際はどうなんでしょうか。

ちなみに、有名な言葉ですが、女性としてこちらにいると"Ciao bella!"と言われることがあります。何の意味もない挨拶言葉なのですが、この表現も挨拶にしてはポジティブだと思いませんか??!こちらにきて私も、自分の女友達にこの言葉を時々使うようになりました。相手への親愛を込めたいときに使っています!

少し落ち込んだり嫌なことがあったりした日でも、「また明日ね、かわいこちゃん(美人さん、いとしい人、その他多様な意味が込められて・・・)!」と言われたら、たとえそれがただの挨拶言葉だとわかってはいても、なんとなく気分が少し上がるのは本当です❤

ポジティブな言葉、イタリア語についてでした。
文法の勉強は大変だけど・・・・自分が好きな表現を見つけながら上達できたらいいな、とあまり必死にならずにマイペースで頑張りたいです。

次回はこちらで見つけた語学に役立ちそうな本の紹介を予定しています。
お楽しみに!

 

 




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