人との出会いが私にもたらしたもの

2015.04.28 Cat: Tag:, , ,

heartRipples

皆さまこんにちは!
日本も桜の季節が終わりいよいよGWとともに初夏へと移行する1年でもっとも心地良い季節にさしかかっていることと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

本日もフィレンツェは真っ青な空に雲一つない快晴!日中は20度近くまで気温が上がる日が多く、半袖で過ごせる気持ちの良い時期となりました。それに伴い観光客の数もマックスに近くなっているとのことで、中心地から住居を静かな住宅地に移してからは週に数回ほどしかチェントロ(中心地)には行かなくなりました(汗)。なにせ、ポンテベッキオやドゥオモの周辺はもう人が多すぎて歩けないほど・・・・。東京にいる頃から人ごみが苦手でメインデパートなどのセール初日などは絶対に行かないくらいだったので・・・本当に引っ越してよかったと思っています^^;ただ引っ越し前後は何かと他にもいろいろと変化があり、このブログの更新もなかなかできず今に至ってしまいました。

生活のペースは確実に日本にいる頃よりスローになっているので、毎日忙しくしていた東京の生活から考えれば本当はもっとサクサクやるべきことをやらなくてはいけないのかもしれませんが・・・「時間をムダにしない!」という自分の中にこびりついていた一つの価値観が、同じ言葉でもまったく意味が違って思えるようになったのもイタリアに来て得た変化です。

ムダ」は「ムダ」でも、本当にムダ=エネルギーと時間と自分自身をすり減らして結果疲れてしまうこと、明らかに自分が悪い方向に行ってしまうことと、特に目的や明確なメリットがあるわけではないけれどなんとなくそこに惹かれしばし身を置いて味わってみること、そして結果気分がよくなったり元気になることはまったく異なるけれども結構東京の生活では後者も「ムダ」とみなしてしまうことが多かった気がします。そしてここイタリアでは、後者の活動こそがむしろ人生の楽しみであり、大切な自分自身のための時間として価値を置かれることが多いです。要は、自分の気分を上げてくれる活動かどうか?!がキーなんですね。一見思いつきだったり何の目的も計画もない活動のように見えても、です。

さて今回のテーマは「人との出会い」についてですが、この人との出会いにおいても、同様に自分自身の気分を上げてくれる出会いとその反対が存在し、もっと長期的な視点では自分の人生に良い影響をもたらす出会いとその反対が存在するのは同じことだと言えます。

但し人との出会いの場合も、何かの活動やモノとの出会いも、最初の感覚や印象がたとえネガティブなものでも、それが自分自身の中の何かに触れて、最終的に大きな変化となって新しいものがもたらされることもあるので、「気持ちが上がるかどうか?」という視点のほかに、たとえネガティブな感情でもじっくり見つめてみることは必要なのかもしれません。

なぜ嫌いだと感じるのか?なぜ苦手と思うのか?!それがわかって関わらないことが賢明!と判断される場合もあれば、実は自分の中にある隠れたコンプレックスや気づかないでいた本当に望むことなどが刺激されていることもあったりするので・・・・意外に注意を向けてみる必要があったりします。

でもこれってすべて自分自身のなかに存在する感覚だけが頼りなので、逆に言うと社会的に良しとされている基準や義務感で生きているとなかなか目を向けることができなかったり、またはまったく何も感じずにただ必要性と義理だけの人間関係に囲まれてしまっていたりで、特に日本で社会人をやっている人にとっては自分の感覚に基づいて人間関係を築くことはそう簡単なことではないようにも思えますが、どうでしょうか?!

私のこれまでの人生を振り返ってみると、自分の人生に大きく影響を及ぼした出会いはどれも仕事以外の場で起きているものばかりだった気がします。または仕事関係で出会った人でも、仕事とは無関係の別の次元で時間を共有したことによって関係が深まりお互いに影響を与え合ったケースで、またそれは大変貴重で稀な出会いだったと振り返るものばかりです。

これはすべての人にとってというよりも、私の場合は長きに渡って仕事での環境が自分の本来の感覚や価値観、いいと思うことを脇に置いて「社会的に一応認められる自分」として関わる場であったためなので、自分自身の感覚を中心に置いて仕事ができる環境にいる人にとっては職場もそのような出会いの場にはなるでしょう。ですが、やはり多くの日本人にとっては職場での人間関係=社会的な人間関係となり、自分の中の何かが揺さぶられるほどの出会いに繫がるのはやはり稀ではないでしょうか?

私はいつも、今の自分のほうが10年前、20年前の自分よりも好きで、その理由はより本来の自分に近づいているからと思うのですが、そこには今の自分に導いてくれたたくさんの出会いがありました。その出会いがなかったら、あのまま自分は変わることなく当時いた場所にとどまっていたかもしれない、と思うと感謝の気持ちと同時に不思議でたまらない感覚が湧き上がってきます。そして安心感というか、確信のような感覚で満たされます・・・・「人生で必要なものはちゃんと与えられる」-そんな感覚。

そのひとつの出会いは21歳の頃に卒業旅行で訪れたアメリカのカリフォルニアで出会ったホストファミリー。お父さんがお医者様でお母さんが元ナースという家庭で、賢くて可愛い小学生3人の子供たちがいる家族でした。私を家族の一員として迎えてくれ、まだ英語が拙くてコミュニケーションが難しい当時の私に溢れるほどの愛情を注いでくれた家族でした。そして帰国後彼らと少しでもより分かり合えるコミュニケーションがしたくて、気合を入れて英語の勉強に取り組むきっかけにもなった人たちでした。

そしてもうひとつは・・・ちょっと恥ずかしいのですが、初めての海外一人旅で訪れたオーストラリアで出会ったラフティングガイドの男性・・・・❤赤面もののストーリーなので詳細は省きますが、要は彼と出会ったことで私はその1年後にワーホリでオーストラリアに滞在することを決意しちゃったんです!あ、でも彼がきっかけであって、理由ではなかったので、ちょっと説明が難しいのですが、オーストラリアのケアンズという場所で起きたこの出会いによってケアンズに恋してしまった、ってことです^^。その後この彼とは再会し、まぁ、ちょっといろいろありましたが、結果的にオーストラリアに行ったことは自分の人生を大きく変える転機となりました。

それからヨガとの出会い。「ヨガをするとキレイになれる?!」にも書きましたが、ある一人の美しいインストラクターの女性がきっかけでヨガに興味をもち、その後どんどんヨガが好きになり、今に至っているので、あのときの彼女との出会いが私の人生に与えた影響は本当に大きかったと言えます。その女性とは直接二人でお会いすることはなかったですが、今でも彼女に抱いた憧れの気持ちは心にずっと残っています。そしてもちろんその後、たくさんの素敵なヨガインストラクターやヨガ仲間と出会い、私とヨガとの関係をより幸せで豊かにしてくれました。でもいつも、最初のきっかけとなった彼女の声や言葉、美しいシルエットは私の脳裏に焼き付いたままです。

そして最後はイタリアとの出会い。初めてこの国を訪れた2013年の春、アッシジで1件のジュエリーショップに立ち寄ります。ここのオーナーの男性が素敵な方で(笑)、この方とのちょっとした会話のやりとりやアッシジの美しい街並み、また彼のショップのジュエリーに恋してしまった私は、帰国後イタリアのことが頭から離れず、こうしてイタリアに来て現在ジュエリーデザインの学校に通っています・・・(笑・恥)

Assisi_2013

アッシジの絵画のような景色に佇む聖フランチェスコ聖堂。

SONY DSC

アッシジの美しい街並み。

こうして振り返ってみると、私の人生で何かを変えるきっかけとなった出会いというのは、普段の私を知る人たちとの日常のなかでの人間関係ではなく、「非日常」のなかで、インスピレーションが刺激されるような状況での出会いだったと言えるのかもしれません。もちろん、日常の中で自分を支え関わってくれる人たちがいるからこそ、現在の自分があるというのも本当です。が、自分の中の何かを変えるきっかけやその勇気を与えてくれる出会いというのは、もしかしたら関わる時間の長さではなく、常識や日々の習慣に縛られることなく、普段気づかないでいる本当の望みや夢に触れるための展開や自由な感覚が必要となるような気がします。

今現在もここイタリアで、そんな出会いの数々を経験している感覚でいます。これはイタリアに来てまだ間もないので、こちらでの生活が「日常化」していないから、とも言えますが、もうひとつ、なぜかイタリアにいると日常とよばれる空間や時間のなかでも、毎日顔を合わせる顔見知りの人たちとのやり取りの中にも、心が躍る瞬間というのが日本にいた頃よりある気がするのは、やはりここがラテン文化の国であり、情熱というものを感じることこそが人間らしさだといわんばかりの人たちが多いからなのかもしれません。そのような視点で見ると、やはり日本ではどうしても型や形式に知らず知らずのうちに自分自身がはまっていて、だから人間関係もそこに収まるものを「良い人間関係」だとする風潮があるのかもしれない、と思ったりもします。そして日本では人間関係に疲れている人が自分も含めて多かった気がします・・・・。

非日常に飛び出した自分で出会う人たち、そんな出会いを振り返ってみましたが、もちろん大切な人たちと一緒に日常からトリップしてみるというのも、お互いを改めて発見するひとつの方法になるかもしれませんね★

 

 




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