女性がジュエリーを身に着けることの意味

2015.05.23 Cat: Tag:, , ,

Jewelry

皆さまこんにちは!5月も半ばを過ぎ、日本ではちょうど1年で最も過ごしやすく気持ちの良い新緑の季節の頃でしょうか。ここフィレンツェでは日中は25度を過ぎてとてつもなく暑く感じる日もあるかと思えば、夕方などは10度くらいまで下がって靴下がないと寒かったり、また雨が降ると少し肌寒かったりして安定していないです。7月頃に真夏を迎えるまでは、このように安定しない天気が続くのだとか。その日のお天気によっては羽織るものや傘を持ち歩く必要があるので、天気予報はなるべくチェックするようにしています・・・・。

さて、私は先月からジュエリーデザインのコースに通い始めました!もともとイタリアのジュエリーに興味をもったことでジュエリーについて学んでみたいというのもここに来た動機でしたので、とてもワクワクしてはいましたが、同時にまったく経験したことのない未知の世界でもあるため、緊張と不安が混ざった気持ちで初日に登校したのを覚えています。

その初めての登校日から約1か月・・・・はじめはデッサンの基本すらおぼつかない自分で本当にコースをこなせるのか?!という感じだったのですが、今は根気よく教えてくださるイタリア人の先生と様々な目的をもった多国籍のクラスメートとともに楽しく学んでいます!ここフィレンツェはイタリアの伝統的なジュエリー製作の技法が学べる場ということもあり、世界中から様々な人たちが学びにやってきます。生徒はデザインであれば最短2週間から学ぶことができるため、興味本位や趣味程度の動機から、すでに仕事としてこなしているプロの人たちの技術向上目的まで、実に多様です。

そんな生徒たちを教える先生もまた、ジュエリーデザインの技法について基本からしっかり教えてくれるだけでなく、何よりも情熱をもって取り組むことを大事にしてくれているので、私のようにまったくの初心者であっても丁寧に、楽しく教えてくれるのでとても助かります。そしてこれもイタリアらしいのですが、今はまだ上手か下手かよりも、ジュエリーデザインを「好きになること」が何より重要であるという信念が感じられ、決して他の生徒と比べたり、欠点だけを指摘するようなこともなく、とにかく日々の練習によって上達したところは惜しみなく褒めてくれるのでやる気も湧いてきます。

やはり、何においてもそうだと思うのですが、ジュエリーならそれに対しての教える人自身の深い愛情と情熱を感じることは、習う側にとっては本当に大事だと実感します!仕事としてやっていくためには大変なことや苦労があるのはどの世界でもきっと同じ。でも今はそこにフォーカスするよりも、そして上手いか下手かでもなく、とにかく「好きかどうか」。好きでさえあればこれからの(果てしないであろう)苦労もきっと乗り越えられる、先日先生はそう熱く語っていました・・・・。

そして今日の本題。
「女性がジュエリーを身に着けることの意味」- これまでも何となく考えたことはあったのですが、ジュエリーデザインのコースに通うようになってさらに考え続けている自分がいます。ここフィレンツェにはたくさんのジュエリーショップが軒を連ねているのも有名で、かの観光名所ポンテベッキオという橋の上にはそれこそジュエリーの展示会さながら、隣同士、お向かい同士、右も左もジュエリーショップという状態です。また、私の通う学校では、ジュエリー制作コースの生徒たちが同じフロアの隣のスペースで実際に制作しているので、ジュエリーについて感じ、考える環境としては最高のところにいられるのも恵まれています。

 皆さんはジュエリーを身に着けるとき、そこにはどんな動機や感情がありますか?その日の洋服やファッションにあったアクセントとなるジュエリーを付けたすだけで全体の雰囲気がぱっと華やかになったり、またお顔まわりを上品に見せてくれる。それから、何よりお気に入りや思い入れのあるジュエリーを身に纏うと気持が上がる効果や、守られているように感じるお守りにも似た意味合いでつける女性も多いのではないでしょうか。

私が初めてジュエリーを身に着け始めたのは、大学に通うようになった頃だったと記憶しています。当時は若い女性に贈るジュエリーとしてはプラチナがとても流行だったこともあり、プラチナをあしらったネックレスや指輪をつけている友人がいるなか、私は自分のお小遣いから購入可能なシルバーのものをよく身に着けていました。当時は服装も完全にカジュアル志向だったこともあり、テイストとして合うカジュアルでシンプルなものが中心でした。ですので、ジュエリーの華やかさにはまだ魅せられておらず、母から譲り受けたクラシックなゴールドのネックレスやイヤリングなど、まったく出番がない状態でした。

それが社会人になってからでしょうか、少しずつ「よりエレガントに」見られたい、自分もそんな女性になりたい、と思い始めたのは。ゴールドのチェーンに小ぶりのダイヤモンドがあしらわれたネックレスや、シンプルなパールのイヤリングをしてみるようになりました。少しの気恥ずかしさと同時に、少しだけ自分が大人になったような、背筋が伸びるような気持ちにさせてくれるアイテムにとても愛着を感じたのを覚えています。

自分が身に着けるようになってから少しずつ、他の女性が着けているジュエリーにもときどき目が行くようになりました。大ぶりのゴールドの指輪を見て「いくらくらいするのだろう?」と思ったり、とても個性的なイヤリングや指輪に思わず目が行ってしまったり。それが似合っているとこちらまで気持ちが華やぐような感覚があります。

そして特に「素敵な女性だな」と思った人が身に着けているジュエリーは、必ずその女性の身体の一部のように馴染んで見え、そこだけが目立ったり浮いたりしているのではなく、全体の調和のなかでジュエリーものびのびと輝きを放っているように見えるから不思議です。

ジュエリーの歴史を紐解くと、古くはキリストが誕生する紀元前の時代から身に着けられていました。ダイヤモンドやサファイアなど天然石に神秘的な力が宿ると信じられていたことから護身用の目的で着けられたり、またその後王族や貴族たちが最盛する時代には権力と富の象徴として、ちょうどルネッサンス文化が花開いた時には希少価値と芸術性に優れた高価な装飾品がヨーロッパを中心に作られるようになります。庶民がおしゃれのためにジュエリーを身に着けるようになったのは20世紀後半以降のことだそうで、アールヌーボーなどの新しい芸術旋風のなかでこれまでになかった斬新なデザインのジュエリーが出回り、中流階級以降の家庭の中でも所有され受け継がれるようになりました。

現在私たちが目にするジュエリーには様々なデザイン・価格帯のものがあり、ハイジュエリーと呼ばれる素材・デザインともに高価なものや、希少性の高いアンティークジュエリーやコスチュームジュエリーを除けば、日常のなかで身に着けることが可能なファッションジュエリーに分類されるものがほとんどだと思います。つまり、現代においては私たち女性が自分自身をより自分らしく、より美しく表現したいというのがジュエリーを身に着ける最も大きな目的なのではないでしょうか。もちろん、家庭で代々伝わる大切な宝石や、婚約や結婚など生涯をかけた約束という厳かで大切な意味が込められる伝統は今も変わらず健在します。でもそのようなストーリーが込められたジュエリーも、時代を経た現在、より自分らしくデザインすることができますし、ご家族から譲り受けたものならば、石や素材は残しながらもデザインを変更して作り直し、実際に身に着ける女性にあったデザインにリメイクすることが現代では可能になりました。

女性がより自分らしく華やぐために、お気に入りの、またはご本人やご家族にとり大切な意味が込められたジュエリーをその個性にあったデザインで身に着けるとき、その女性とジュエリーの魅力が同時に最高の輝きを発します。

昔々おばあちゃんの時代に作られた、少し時代遅れなだけでなく、今の自分が身に着けても気恥ずかしくて、ジュエリーもなんとなく居心地が悪そう・・・そんな古い指輪やネックレスが私の手元にもあります。それらをもう一度生まれ変わらせて身に着けてあげられるようになれたら・・・・そんな想いからジュエリーデザインを勉強したいと思ったのがきっかけです。

何も身に纏わずとも人として美しい女性。それは私にとって永遠の目標であり、テーマでもあります。そんなシンプルな美を体現する女性が、その人にぴったり合うジュエリーを身に着けるとき、その魅力はその女性とジュエリーの相乗効果で倍増し、人生の大切なシーンをより華やかに彩るでしょう。

そんなシーンにふさわしいジュエリーをこれから皆さんにご紹介できるようになること、それが今現時点での私の夢です。

 

 

 

 




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